ついにノルウェー人の別荘に遊びに行ってきました!!
ノルウェー人は暖かくなってくる6月頃からみんな週末になるといそいそとSummer houseへ出掛けます。もう金曜日なんて仕事半分で15時ぐらいになれば、大荷物を積んで車でSummer houseへ。病院だって金曜日は終わるのがやたら早い(笑)7月になると街から人がいなくなります。今もうちのマンションの駐車場はもぬけの殻です。
Summer Houseとは夏の間過ごす別荘のことで、私の感覚ではほとんどの人が所有していると思っていたけど、ノルウェー人に聞いたら実際は50%ぐらいらしい。
日本でいう別荘というと豪華な邸宅のイメージかもしれないけど、こちらはもう少しシンプルなログハウス的なイメージが近いかもしれません。
ノルウェー人にとって夏は太陽を思いっきり浴びれる貴重な期間。この3ヶ月(6月〜8月)に全てをかけているといっても過言ではありません。その象徴でもあるサマーハウスには一体何があるのか!?
潜入?したのは(笑)、夫の同僚のサマーハウス。オスロから南に車で2時間ほどいったところにある小さな島が連なる海岸エリア。
駐車場からこんな感じの林の中を歩くこと10分。
ついたのは、海の目の前に立つサマーハウス。これって完全にプライベートビーチじゃん!贅沢〜!そこにはボートまで!
まず、子どもたちが飛びついたのが巨大トランポリン。
海岸にこんな大きなトランポリンがあるなんて、普通考えられませんよね。キャッキャッひとしきり遊んだ後、みんなでお庭でランチ。夏の期間は外が気持ち良いので家の中ではなく、お庭やテラスなどでご飯を食べるのが好まれます。
白いパラソルの下で、海を眺めながら優雅にランチ。そよ風が吹き、暑くも寒くもない心地よい気温。そして、この誰にも邪魔されない自分たちだけのプライベートな空間。あ〜これか〜ノルウェー人を虜にしているのは〜と思いました(笑)
ランチの間にこんな可愛いお客さんまでやってきましたよ。
ゆっくりランチを食べた後、ボートに乗る?と聞かれたので、もちろん即答でイエス!(笑)これもずっと乗ってみたかった!一度モーターボートに乗って北欧の海を駆けてみたかった〜!
ボートに近づくと思ったより大きくて、豪華でびっくり!多分これは大きい方だと思うのですが、大人4人、子供2人でも余裕でした。
冷蔵庫もトイレも完備。感動。スピードもものすごい!驚いたのは大人は免許なしでもある一定の大きさまでは運転できるってこと。操作自体はそんなに難しくないみたいです。
少し進むと多くの同じようなボートが海岸沿いに停まっていて、みんな船から降りてsun bathingしたり、BBQしたりしていました。どうやら、夏休み期間はボートで暮らす人もいるようです。(笑) え、まさか!?と思ったけどたしかに保育園のママ友に休み中はどこにいるの?とこの前、メッセージを送ったら普通に「we are on the boat」って返されて「?」となったのだけど、そういうことか、と納得。
ずっとボートに乗って何するの?と聞くと、食べたり飲んだり、海で遊んだり、、、とのこと。特段何するわけでもなく、ゆったりするのがノルウェー流とでもいいましょうか。日本の夏では確実に熱中症で救急車行きですね、、
この界隈はそういう人たち用にすべて環境が整備されていて、船用の給油所があったり、スーパーも船着き場があるし、レスキュー隊が常にパトロールもしています。(みんなそういう保険に加入しているそうです)
いやあ、すごいなぁ、このボートへの意気込みというか、情熱というか。
お邪魔したこちらのご家族もボート3台持っているそうで、メンテナンス大変といっていました。大きいボートは冬の間は船専用のホテルに保管するようですよ!汗
1時間ほどボートを楽しんだ後は、優雅なティータイム。息子もハンモックで寛いでいました。私も少しだけ寝転んでみましたが、これは確実にやばい奴です!乗ったらもう終わり、二度と抜け出せないやつです!(笑)
可愛い手作りのチーズケーキを用意してくださいました。上に乗っているお花もお庭で摘んだものだそうです。なんて素敵!お庭にはブルーベリーやラズベリーがたくさんなっていて娘は終始収穫して食べていました(笑)もうこの時点で17時ぐらいでしたが、まだまだ明るいし、心地良いしで時間を忘れ、ついつい長居してしまいました。。
まだまだいたい気持ちを抑えつつ、やっと家路についた我が家。
ほんのちょっとかじっただけですが、ノルウェー人がサマーハウスに魅了される秘密が少し分かった気がしました。