朝8時なのにこれ。完全に夜ですよね、、
冬至なので一番日が短い時期とはいえ、日本にはない暗さ。
びっくりしたのは、日没時間。一瞬目を疑う(笑)
15:11て!6時間勤務の太陽。時短やん!
ノルウェー人の太陽や灯りに対する執着というのは、こういう気象条件からきているんですね。クリスマス時期にベランダを電球で装飾するのも、アドベントスターで窓辺に灯りを灯すのも、もちろんインテリアの意味合いもありますが、少しでも明るくしようという試みからきていると思いました。
そして、暗いので必然的に安全意識も高くなります。車を運転していると歩行者が見えにくいので、安全グッズを身につけるのがマナー。腕にチカチカ光るバンドをしたり、蛍光色の安全ベストを着たり、、大人も子供も冬の必須アイテムです。
サンタルシア祭(毎年12/13)というイベントも、光にまつわるイベント。
ルシア(ルチア)はキリスト教の聖ルチアに由来し、ルチアという名前はラテン語で光を意味する“Lux”または“Lucid”から派生していると言われています。
この聖ルチアへの信仰と北欧諸国固有の「光の祭り」が結びつき、現在のルシア祭に至ったそうです。
ルシア祭当日はキャンドルを頭に立てた少女を先頭にパレードが行われ、皆で歌を歌います。
保育園でのサンタルシア。
インターナショナルスクールでのサンタルシア。
ほば流れは同じで、白い服を着てサンタルシアの歌を歌いながらろうそくを持って歩く。そして、ルッセカッテルというサフランパンをみんなで作って食べる。
味はまあまあですが、面白い風習ですよね。
これが終わればクリスマスを待つばかり。もう既に冬休みに入ったノルウェーです。