2月になると途端に明るくなり、春を感じるようになります。日本で2月に立春と聞いてもいまいちピンときていませんでしたが、ノルウェーに来てからは実感として感じるようになりました。
もちろんまだまだ雪景色ですし、気温も基本は氷点下なのでまだまだ冬ではあるのですが、春の兆しを感じ、明るい気持ちになる季節です。
朝が明るい!
これは朝8時の朝焼けですが、12月や1月は朝から青空が見えることはほぼありません。朝なのに暗い夜道を歩いている気分で一日が始まります。まあ、始まる気分ではないですね(^^;) でも、2月に入ると途端にこんな素晴らしい景色に朝から出会える確率があがるので気分は上々です♪
猫柳もお目見え
通常こちらではイースターの時期に飾る猫柳。春を象徴する植物ともいえます。先日スーパーで売られているのを発見し、早速家に飾ってみました。外は植物も枯れ、雪に覆われ、色彩のない世界ですが、こうやって家の中だけでも植物があると心が安らぎます。とはいえ、この子も色は白なのですが・・・・(笑)
触った感触が本当に毛並みのいい猫のようでとっても気持ちよくそれだけでも癒されます🐱でも、ノルウェー語ではgåsungerといって、「ガチョウの子」といいます。猫じゃないんですね!
Fastlavnbolle
そして春の訪れを感じさせるスイーツが、Fastlavnbolleです。これを見るとあー春がやってきているなあと感じるようになりました。この時期になると多くのカフェで販売され、すぐに売り切れてしまいます。私も近所のカフェにお昼過ぎぐらいに買いにいったら最後の2個でした。
fastlavnbolleはイースターの40日前にあたるカーニバルの日に食べるもので、今年はそれが2/11でした。元々は断食前の飽食をするときに食されていましたが、いまでは断食をする人はほとんどおらず、fastlavnbolleの風習だけが残りました。北欧の国々の風習で、国によって中身も違うようですが、生クリームとジャムを粉砂糖をまぶしたカルダモンロールで挟んだのがノルウェースタイルのようです。
今ではカーニバルは子供の日で、幼稚園や学校で仮装パレードをして楽しむ、そんな日になっています。うちの子も今週仮装をして臨む予定です!
さて、本物の春はいつやってくるのか!?今年は冬が厳しい分、早く春がやってこないかな~なんて都合よく考えていたりします。