ついに?、「隣人からの手紙」続編です!読んでない方は先に1を読んでみてください。
https://norgeas.hatenablog.com/entry/2022/01/17/051217
こんなに時間が空いてしまったのは、もちろん私が怠惰というのもあるのですが(;^_^A、コロナで会いにくくなってしまった事情もあります。
結局最初にお会いできたのがコロナのピークが終わった3/3のひな祭りでした。(手紙を頂いたのは1月)
その日おうちにお邪魔すると、綺麗にテーブルセッティングされた机にランチをご用意していただいており、びっくり!
90歳ですよ、90歳。90歳の方にこんなにおもてなしを受けるとは思いもよらず・・・
しかも、見ず知らずの私をこんなに歓迎してくれるなんて・・・涙
そして更に経歴を聞いてびっくり。
「他界した夫とはMITで出会ったのよ」
「MIT?!?」
「え、Massachusettes 工科大学?」
「そうよ」
「!!!!」
やっぱり、只者ではなかった・・・(笑)
その時代にMITにいたって相当なエリートなのでは・・・しかも旦那様はノルウェーからの留学。造船業関連のお仕事だったそうです。
結婚を機にノルウェーに移住し、子どもを3人育てたとのこと。その当時、異国の地で子供を3人育てるのは相当大変だったことでしょう。そしてその旦那様も7-8年前に亡くなり、今はお一人で生活されています。
外国人として長年暮らしてきた経験があるからこそ、私のような外国人への思いやりを忘れないでおられるのだな、としみじみお話を
聞きながら思いました。
唯一人生で後悔しているのは勉強したことをキャリアに繋げられなかったこと、とシミジミ仰られていました。その当時異国の地でキャリアを継続するのは難しかったのでしょう。外国人、女性というだけで困難だったことが伺えます。(今でも外国人女性が永住権を持っていたとしても、ノルウェー語が堪能でもホワイトカラーに就くのは難しいのが現状です)
それからたまに一緒に散歩をしたり、お茶をしたりというご近所付き合いをさせていただいております。
ノルウェー語で会話をしようと試みるのですが、複雑な話になると
「???」
と私がフリーズするので、結局英語に戻る感じで、ノルウェー語20%、英語80%というところで落ち着いています!(笑)