ここ2週間ぐらい、ノルウェーの公立学校の教師によるストライキが続いています。
学校前に横断幕を張って、ストライキTシャツを着て、何日も暖を取りながら立っている先生たちの光景はなかなか日本人からすると異様なものです。
息子も
「まだ先生たちストライキしてるね~」
という始末。(笑)
ストライキをしている先生としていない先生がいるらしく、通常通り学校で授業を受けている生徒もいるようですが、先生がストライキ中の場合は自宅でオンライン授業?自習をしているらしいです。特に補講などもなくそこは完全に自己責任の世界のよう。
何人かの親とこの話をすると、意外にも親は先生たちの味方。薄給で働かされて可哀想な先生たち。先生が薄給だといい人材が集まらない=子供がよく育たない。政府が傲慢すぎると。ごもっともですよね。
でも、日本で先生たちがストライキをして、授業を放棄したら、どうなるんでしょうね。
親たちに袋叩きにされそう。。
一方で平日の普通の時間にウロウロしている子どもたちをみると、うーん。。という気持ちにもなり、、一体いつまでこの状態は続くのだろうかと心配にもなります。
色々問題はあるものの、こうやって大人がおかしいと思ったことを真っ直ぐに主張する姿を見せるのは、子供にとっても社会勉強になるなと思います。
大人が我慢をして、愚痴をいいながら、辛そうに働くのをみるよりは、子供にとってもいい影響があるのではないでしょうか。