狩りの話が続いたので今日は少しテーマを変えて、、
この国にはエアコンが存在しません。
業務用はありますが、家庭用エアコンが設置されているのは見たことがありません。
つまり、夏はエアコンがいらないぐらい適度な暖かさであり、冬はエアコンでは太刀打ちできないほどの寒さであるってことなのです。
夏は以前からお伝えしている通り、気温は最高でも30度ぐらい。で、湿気がほとんどないのでとっても過ごしやすく、真夏の暑い日でも少し窓を開けて、扇風機かければ十分熟睡ができます。こちらの人には熱帯夜など想像できないと思います。
そして、マイナス10度前後になる冬はというと、各部屋の壁に予め備え付けられたデロンギのようなもので部屋を温めます。または床暖房、暖炉が主流です。そして、家自体が気密性が高く(例えば家のドアは6才の娘でも重すぎてあけられないほど(笑))、とても暖かく作られているので、外は寒くても家の中は暖かい。うちの場合、真冬のとき以外は暖房器具なしで過ごしていました。(特にマンションだからということはありますが)
暖炉はいわゆる薪を燃やすものもありますが、それは旧式で最近のマンションはガス式暖炉がついています。うちも同じく。なのでリモコンでピッと押せば、暖炉がつき部屋が暖まります。見せかけの薪に火がついたように見える細工付きです。(笑)
夏は冷房による冷えに苦しんでいた私からすると、自然のままで過ごせる環境はとても有り難く、体が楽です。
飲料水も水道水がそのまま飲めます。
浄水器を買ったり、ペットボトルの水を買う必要がありません。水が綺麗なのも有り難いですね。
冬の厳しさはあるものの、ノルウェーの生活は体に優しく、ナチュラルです。自然を愛し、自然の中で、自然体に生きる。そんな感じをノルウェー人から受けます。
(ラズベリー狩りの写真です)
自然体といえば、よく上半身裸で普通に歩いている男性を見かけるのもそういうことなのでしょうか(笑)海が近いからかもしれませんが、道路を普通に歩いているのでちょっとドキっとしてしまいます。