北欧ノルウェーの暮らし~Life is full of wonder and adventure~

北欧ノルウェーに暮らし始めた家族の日記です。日々の奮闘、驚き、喜びを発信していきます!

秘境の地ガイランゲルフィヨルドに行ってきた

5月は何かと祝日の多いノルウェーで、親的にはやっとすべて終了し、平穏な日々を迎えやれやれといったところです。すっかり春ではあるのですが、今年はなかなか気温があがらない!ひんやりと冷たい風がまだまだ吹いています。

 

さて、ついにノルウェー唯一の自然世界遺産「ガイランゲルフィヨルド」に行ってきました!!

今回は旅レポとして写真多めに、いきたいと思います!(きっと私の語りよりも写真をみたいと思うのでw)

 

ガイランゲルフィヨルドは5つあるノルウェーのフィヨルドの一つで、切り立った山々に囲まれた比較的険しいフィヨルドです。オスロからだと車で7-8時間かけていくこともできるのですが、うちは車の長距離移動は苦手なので飛行機+フェリーという選択をしました。(その分コストは嵩みますが・・・)

 

多くの場合、Ålesund(オーレスン)という街を拠点にして動くのですが私たちもオーレスンに前泊し、翌日フェリーに乗ってガイランゲルへ向かいました。

オーレスンの高台からの景色1

オーレスンの高台からの景色2


まずとてもラッキーだったのが、晴天に恵まれたこと☀

 

自称晴れ女のわたし。大体旅行先は晴れます。そして、帰宅するとその地で雨が降ります(笑)今回も一番晴れてほしいフェリー乗船の日にこんなに晴れました!ふふふ


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もともと雨の多いオーレスンにしてはこんなに晴れるのは相当ラッキーです!意気揚々と船に乗り込みました⚓


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フェリー3時間の旅です。ツアーコンダクターさんが英語で色々と説明してくれるのを聞きながら、時にはデッキに出て外の景色を眺めながら過ごします。こんなに天気が良くてもデッキは風が冷たくてずっと外に出ているのは無理でした💦

 

うちの娘なんか世界遺産をよそにこの有様です🤣お恥ずかしい~
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子供にとって景色なんて何のエンタメもなくツマラナイもの。私も昔そう思っていたのでしょうがないですね!

 

そういう意味でもフィヨルド旅行は大人の旅行だなと思います。お値段的にもです(汗)フェリー会社も宿もすべて限られているのでなかなかいいお値段しますよ😅

 

さて、現実面は忘れてw、実際の景色ですがほんとにほんとに素晴らしく、これぞ秘境の地といわれる所以だなと思いました。手つかずの自然がそのまま残っている、そんな印象でした。

 


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ガイランゲルにつくとバスでview pointに向かいました。そこからの景色がこれ。


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ホテルのロビーからもフィヨルド。


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これぞ、フィヨルド三昧です!

 

夕方のフェリー便でオーレスンにそのまま戻る人も多いのですが、うちはガイランゲルに一泊し、翌日はハイキングをして帰ってきました。ハイキングのゴール地点に設定した山小屋にはやぎや羊がいて昔のノルウェー人の生活が思い起こされました。

やぎと戯れる娘

大昔はこんながけっぷちに家をたてて、家畜や穀物を育てながら暮らしていたそうです。何度も雪崩の被害にあいながらも、たくましく、慎ましく暮らしていたとか。今でこそノルウェーは産油国であり裕福ですが、もともとはとても貧しく、自然の厳しい土地だったのです。

 

中央やや左にある農場


そんなノルウェー人のルーツに触れ、穏やかだけどどこか芯のあるところや、裕福だけどどこか素朴で、休みになると山に籠もる、自然を愛するノルウェー人のことを少し、理解できた気がしました。

帰りはさすがに曇り空。同じ景色のはずなのに全く印象が違いますよね。
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フェリーで3時間揺られて、バスに乗って空港へ行き、そこから1時間のフライトでオスロに戻り、電車とバスを乗り継いで家についたのは2330。

 

これも秘境の地所以🤣そうそう簡単には見せてくれません。